NyARToolkit/3.0.0リリース準備中です。

NyARToolkit/3.0.0のリリース準備のため、リポジトリの内容が不安定です。安定し次第、また告知します。

追記 2010/12/1

NyARToolkit for Javaのtrunkリポジトリが復活しました。
RealityPlatformを含めた、NyARToolkit/3.0.0のソースコード全てが利用できます。

※リリースは他言語同期の後になりますので、お急ぎの方?はチェックアウトしてください。
http://sourceforge.jp/projects/nyartoolkit/svn/view/NyARToolkit/trunk/?root=nyartoolkit

追記 2010/12/24

AS3版NyARToolkitに、3.0系のAPIを反映しました。FLARToolKitへの反映はしばらくお待ちください。
http://sourceforge.jp/projects/nyartoolkit/svn/view/NyARToolkitAS3/trunk/?root=nyartoolkit

ClickOnceでワンクリックAR

MicrosoftさんのWPFを弄り回して遊んでるときに、ClickOnceという技術があることを知りました。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms996413.aspx

この技術は、要するにブラウザ経由で簡単インストールが出来るという代物なのですが、どうやら完全なマネージドコードでないと完全に対応でき無いらしい。

NyARToolKitCSは100%マネージドコードなので、いけるんじゃないかなーといじっていたところ、あっさり出来ました。

使い方

Hiroマーカを印刷してから、PCにWebカメラを接続して、下記のURLをクリックしてください。ClickOnce経由でデモアプリケーションが起動します。

http://nyatla.jp/nyartoolkit/clickonce/singlemarker/SingleMarkerDirect3d.application

アプリケーションが起動したら、カメラを選択してOKボタンを押してください。キャプチャ画像が出てきます。

カメラでマーカを撮影すると、簡単な3Dモデルがくるくると回ります。

うまく動かないときは、.NetFramework3.5とDirectXをインストールして、もう一度チャレンジしてみてください。

これの凄いところは、ManagedDirect3Dがそのまま開発に使えてしまうこと。もう一つは、URLパラメータを受けられること。Webブラウザから安全にARアプリを起動して、webサイト毎にネットワークからコンテンツをダウンロードするような使い方が出来るわけ。

欠点は、WindowsXP、Vista、7以外では動かない…ことかな。それと、開発環境がちょいとお高い。(StandardEdition以上のVisualStadioが要るらしい。)

Flashよりも重たいアプリケーションが組めるので、何か面白い企画を思いついたら教えてくださいね。

ちなみに、ソースコードはNyARToolkitのサンプルほぼそのままで、プロジェクトファイルを少々いじった程度です。一応GPLv3なので、リクエストをいただければ公開します。

NyARToolKitCPP/2.4.0

やっとC++版全ての2.4.0化が完了しました!
http://nyatla.jp/nyartoolkit/wiki/index.php

C++版のNyARToolKitもJava版の2.4.0の特徴をそのまま受け継いでいて、処理速度が大きく向上し、大体ARToolKit2系列の4倍速くらい速度が出ます。

forAlchemy

今回のアップデートでは、他にもAlchemy用のライブラリ”forAlchemy”の構築環境も更新しました。

従来のAlchemyは、ActionScriptからNyARToolKitの表層のAPIまでしかアクセスできませんでしたが、version 2.4.0からは、表層よりも一歩下の部品クラス(例えば、ラベリング、矩形抽出、パターン取得)まで、アクセスできるようになっています。

forAlchemyをFLARToolKitっぽく使えるようにしたもの

FLARToolKit風に使えるようにしたサンプルは、Spark projectの方にコミットしてあります。
http://www.libspark.org/svn/as3/FLARToolKit/branches/nyatla

デモ

Alchemy版のデモプログラムです。ソースコードは全てSpark projectからダウンロードできます。

PCにカメラを繋いで実行してね。

ARToolKitMarker

アプリケーション
http://nyatla.jp/tmp/aM_flar-2.4.0/SingleMarker.swf
マーカ

NyIDMarker

アプリケーション
http://nyatla.jp/tmp/aM_flar-2.4.0/IdMarker.swf
マーカpdf(ID=0)
http://nyatla.jp/tmp/flx-0.10.0/id0.pdf