NyARMat

java.lang.Object
- jp.nyatla.nyartoolkit.core.math.NyARMat

直系の既知のサブクラス:

NyARMatPca
```
public class NyARMat
extends java.lang.Object
```
このクラスは、可変サイズの行列計算機能を提供します。 ARToolKitのARMat構造体と、その処理関数に相当する機能があります。 2x2,3x3,4x4行列については、NyAToolKitの行列計算クラス(NyARDoubleMatrix44,NyARDoubleMatrix33,NyARDoubleMatrix22,) がありますので、こちらを使ってください。
memo: このクラスは、今後統合・削除する可能性があります。

コンストラクタの概要

コンストラクタ
コンストラクタと説明
`NyARMat(int i_row, int i_clm)` コンストラクタです。
`NyARMat(int i_row, int i_clm, double[][] i_m, boolean i_is_attached_buffer)` 配列i_mをラップしてインスタンスを生成します。

メソッドの概要

メソッド
修飾子とタイプ	メソッドと説明
`void`	`copyFrom(NyARMat i_copy_from)` 非推奨です。
`double[][]`	`getArray()` 行列のバッファを返します。
`int`	`getClm()` 行列の列数を返します。
`int`	`getRow()` 行列の行数を返します。
`boolean`	`inverse()` 逆行列を計算して、thisへ格納します。
`void`	`loadZero()` 行列の要素を、全て0にします。
`void`	`matrixMul(NyARMat i_mat_a, NyARMat i_mat_b)` 非推奨です。
`boolean`	`matrixSelfInv()` 非推奨です。
`static void`	`matrixUnit(NyARMat unit)` ARToolKitのarMatrixUnit関数と同等な関数です。
`void`	`mul(NyARMat i_mat_a, NyARMat i_mat_b)` 行列同士の掛け算を実行します。
`void`	`realloc(int i_row, int i_clm)` 行列のサイズを変更します。
`void`	`setValue(NyARMat i_copy_from)` i_copy_fromの内容を、thisへコピーします。
`void`	`transpose(NyARMat i_src)` i_srcの転置行列をインスタンスにセットします。
`void`	`zeroCrear()` 非推奨です。

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

- コンストラクタの詳細
  - NyARMat
```
public NyARMat(int i_row,
       int i_clm,
       double[][] i_m,
       boolean i_is_attached_buffer)
```
    配列i_mをラップしてインスタンスを生成します。
    
    パラメータ:
    i_row - 行列の行数です。
    i_clm - 行列の列数です。
    i_m - 行列の　バッファです。double[i_row][i_clm]の配列を指定します。
    i_is_attached_buffer - i_mをインスタンスが管理するかを示します。trueの場合、i_mの所有権はインスタンスに移ります。
  - NyARMat
```
public NyARMat(int i_row,
       int i_clm)
```
    コンストラクタです。行列のサイズを指定して、NyARMatオブジェクトを作成します。
    
    パラメータ:
    i_row - 行数です。
    i_clm - 列数です。
- メソッドの詳細
  - getClm
```
public int getClm()
```
    行列の列数を返します。
    
    戻り値:
    行列の列数。
  - getRow
```
public int getRow()
```
    行列の行数を返します。
    
    戻り値:
    行列の列数
  - realloc
```
public void realloc(int i_row,
           int i_clm)
```
    行列のサイズを変更します。関数を実行すると、行列の各値は不定になります。
    
    パラメータ:
    i_row - 新しい行数
    i_clm - 新しい列数。
  - mul
```
public void mul(NyARMat i_mat_a,
       NyARMat i_mat_b)
```
    行列同士の掛け算を実行します。 i_mat_aとi_mat_bの積を計算して、thisへ格納します。
    
    パラメータ:
    i_mat_a - 計算元の行列A
    i_mat_b - 計算元の行列B
    
    例外:
    
    NyARRuntimeException
  - inverse
```
public boolean inverse()
```
    逆行列を計算して、thisへ格納します。
    
    戻り値:
    逆行列が計算できたかの、真偽値を返します。trueなら、逆行列が存在します。falseなら、逆行列はありません。失敗すると、thisの内容は不定になります。
    
    例外:
    
    NyARRuntimeException
  - setValue
```
public void setValue(NyARMat i_copy_from)
```
    i_copy_fromの内容を、thisへコピーします。
    
    パラメータ:
    i_copy_from - コピー元の行列です。この行列のサイズは、thisと同じでなければなりません。
  - getArray
```
public double[][] getArray()
```
    行列のバッファを返します。返却値の有効期間に注意してください。この値の有効時間は、次にこのこのインスタンスの関数を実行するまでの間です。
    
    戻り値:
    行列のバッファ
  - loadZero
```
public void loadZero()
```
    行列の要素を、全て0にします。
  - transpose
```
public void transpose(NyARMat i_src)
```
    i_srcの転置行列をインスタンスにセットします。
    
    パラメータ:
    i_src - 入力元のオブジェクト。(i_src.row == this.clm)&&(i_src.clm == this.row)でなければなりません。
  - matrixUnit
```
public static void matrixUnit(NyARMat unit)
```
    ARToolKitのarMatrixUnit関数と同等な関数です。unitを単位行列に初期化します。この関数は未チェックの為、実行すると例外が発生します。
    
    パラメータ:
    unit - 操作するオブジェクト。
  - zeroCrear
```
public void zeroCrear()
```
    非推奨です。
  - copyFrom
```
public void copyFrom(NyARMat i_copy_from)
```
    非推奨です。
  - matrixSelfInv
```
public boolean matrixSelfInv()
```
    非推奨です。
  - matrixMul
```
public void matrixMul(NyARMat i_mat_a,
             NyARMat i_mat_b)
```
    非推奨です。

クラス NyARMat

コンストラクタの概要

メソッドの概要

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

コンストラクタの詳細

NyARMat

NyARMat

メソッドの詳細

getClm

getRow

realloc

mul

inverse

setValue

getArray

loadZero

transpose

matrixUnit

zeroCrear

copyFrom

matrixSelfInv

matrixMul