jp.nyatla.nyartoolkit.rpf.tracker.nyartk

クラス NyARTrackerSource

java.lang.Object

jp.nyatla.nyartoolkit.rpf.tracker.nyartk.NyARTrackerSource

直系の既知のサブクラス:

NyARTrackerSource_Reference

public abstract class NyARTrackerSource
extends java.lang.Object

このクラスは、LowResolutionLabelingSamplerへの入力コンテナの抽象クラスです。 基本GS画像と、ヒント画像（1/nサイズのRobertsエッジ画像）を持ち、これらに対する同期APIとアクセサを定義します。

継承クラスでは、_rbraster,_base_raster,_vec_readerメンバ変数の実体と、abstract関数を実装してください。

メソッドの概要

メソッド

修飾子とタイプ	メソッドと説明
INyARVectorReader	getBaseVectorReader() この関数は、Vector読み取りオブジェクトを返します。
abstract LowResolutionLabelingSamplerOut	makeSampleOut() この関数は、インスタンスのメンバを同期した後に、SampleOutを計算して、参照値を返します。
NyARGrayscaleRaster	refBaseRaster() この関数は、基準画像の参照値を返します。
NyARGrayscaleRaster	refEdgeRaster() この関数は、ヒント画像(エッジ画像)の参照値を返します。
LowResolutionLabelingSamplerOut	refLastSamplerOut() この関数は、LowResolutionLabelingSamplerOutオブジェクトの参照値を返します。
abstract void	syncResource() この関数は、基準画像と内部状態を同期します。

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

メソッドの詳細

getBaseVectorReader

public final INyARVectorReader getBaseVectorReader()

この関数は、Vector読み取りオブジェクトを返します。 このオブジェクトは、使用前にインスタンスの同期が必要な事があります。 基本GS画像に変更を加えた後にNyARTracker.progress(jp.nyatla.nyartoolkit.rpf.tracker.nyartk.NyARTrackerSource)を実行せずに使用する場合は、 makeSampleOut(),またはsyncResource()関数を実行してから使用してください。

戻り値:

基本画像、ヒント画像を元にしたVectorリーダ

refEdgeRaster

public final NyARGrayscaleRaster refEdgeRaster()

この関数は、ヒント画像(エッジ画像)の参照値を返します。 このオブジェクトは、使用前にインスタンスの同期が必要な事があります。 基本GS画像に変更を加えた後にNyARTracker.progress(jp.nyatla.nyartoolkit.rpf.tracker.nyartk.NyARTrackerSource)を実行せずに使用する場合は、 makeSampleOut(),またはsyncResource()関数を実行してから使用してください。

戻り値:

ヒント画像のオブジェクト。

refBaseRaster

public final NyARGrayscaleRaster refBaseRaster()

この関数は、基準画像の参照値を返します。

戻り値:

基本画像のオブジェクト。

refLastSamplerOut

public final LowResolutionLabelingSamplerOut refLastSamplerOut()

この関数は、LowResolutionLabelingSamplerOutオブジェクトの参照値を返します。 へのポインタを返します。 このオブジェクトは、使用前にインスタンスの同期が必要な事があります。 基本GS画像に変更を加えた後にNyARTracker.progress(jp.nyatla.nyartoolkit.rpf.tracker.nyartk.NyARTrackerSource)を実行せずに使用する場合は、 makeSampleOut()の戻り値を使うか、syncResource()関数を実行してから使用してください。

戻り値:

現在のSampleOutオブジェクトの参照値

syncResource

public abstract void syncResource()
                           throws NyARException

この関数は、基準画像と内部状態を同期します。 通常、ユーザがこの関数を使用することはありません。 実装クラスでは、_sample_outを更新する関数を実装してください。

例外:

NyARException

makeSampleOut

public abstract LowResolutionLabelingSamplerOut makeSampleOut()
                                                       throws NyARException

この関数は、インスタンスのメンバを同期した後に、SampleOutを計算して、参照値を返します。 この関数は、NyARTracker.progress(jp.nyatla.nyartoolkit.rpf.tracker.nyartk.NyARTrackerSource)が呼び出します。通常、ユーザが使用することはありません。 実装クラスでは、インスタンスの同期後に、_sample_outを更新する関数を実装してください。

例外:

NyARException