MiMicSDKを使ってマインクラフトとmbedを双方向で接続するソフトを作りました。
このプログラムは、マインクラフトの拡張モジュールComputerCraftを使って、mbedの電子回路とRedStone回路を双方向に接続します。

使い方
mbedとマインクラフトはイーサネットで接続しますので、赤色のLANケーブルを用意してください。
マインクラフトは、ComputerCraftをインストールしたマインクラフトを準備してください。Modの設定が面倒な方には、ModPack TekkitLiteをお勧めします。
mbed側の準備
- RedWireBridgeをmbedに書き込みます。
- IPアドレスのmimic.cfgを書いてmbedのローカルフォルダへ保存します。
→設定ファイルの書き方 - mbedをイーサネットケーブルでLANに接続してください。
- mbedを再起動します。
- 再起動するとmbed側の準備は完了です。
※ネットワークのチェックの為、mbedにpingが通ることを確認して下さい。
※Windowsを利用されている方はネットワークからRedwireBridgeを探すことができます。
ComputerCraft側の準備
- luaスクリプトをインポートするために、コンピュータを1個設置します。
- 何でもいいのでコンピュータにファイルを1個作ってください。
- 以下の場所に新しいディレクトリが出来ます。
AppData\Roaming\.technic\tekkitlite\saves\[:worldname:]\computer\0
※この説明はmodpack tekkitの場合です。minecraftや他のmodpackの場合も似たような場所にディレクトリが出来ます。
- 以下のファイルをダウンロードして展開するとスクリプトが入ってます。
computer\0
ディレクトリにコピーしてください。
- コンピュータからファイルが見れるようになります。
マインクラフトとの接続テスト
マインクラフトからmbedの操作をします。
- redioを起動してください。RedwireBridgeのipアドレスを求められるので、mimic.cfgに書いたアドレスを指定します。
- コンピュータの横にスイッチを配置します。
- 左のスイッチはLED3,右のスイッチはLED4に繋がっているはずです。スイッチを操作してmbedのLEDが反応すれば、成功です。
仕様
- マイクラ側のコンピュータの接続面は6つあります。各面とmbedの対応は以下の通りです。
Computer接続面 mbedのpin 備考 top LED1 INPUT不能 bottom LED2 INPUT不能 left LED3 INPUT不能 right LED4 INPUT不能 front P5 back P6 - スクリプトredioのリフレッシュレートは300msに制限されています。最大で10msまでいけますが、マイクラが落ちますので程ほどにしてください。
- レッドストーン回路と電子回路は双方向で接続されています。例えばP5に物理スイッチを接続して、frontにピストンを置くと、デモ動画のような動作が可能です。
- mbed側のピン方向は、レッドストーン入力の状態で自動的に切り替わります。基本的にpull-downのINPUTですが、レッドストーン入力がONの時だけOUTPUTのHレベルになります。
- mbedのファームフェアRedwireBridgeは、LED1-4,P5-P30までのGPIOを制御できます。ご要望があればそのへんのスクリプトも書きますので、@nyatlaまでご連絡ください。
その他のスクリプト
Oliver HoltさんからRedpowerの bundled cablesから操作するluaスクリプトを公開されています。redioよりも多くの信号を引き出せます。
https://dl.dropboxusercontent.com/u/24455291/mbed_redstone
更新情報
2013/08/12 – UPnPデバイスとして認識されるようになりました。名前はRedWireBridgeです。
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