MiMicをNXP LPCXpresso 1769 評価ボードで動作させるためのチュートリアルです。
ここでは、MiMicを動作させるための、最低限のハードウェア環境の作り方を説明します。
ハードウェア仕様
- 電源は、LPC-LinkのUSBから取る。
- LANのモジュラージャック
- リセットスイッチを実装する。
MiMic自体は、評価ボードでそのまま実行できますが、httpd等の通信を行うためには、LANのモジュラージャックを増設する必要があります。リセットスイッチは、ハングアップ対策として、あると何かと便利です。開発用の環境ということで、電源はLPC-LinkのUSBのものをそのまま使い、省略します。(単独で使うときは、別途電源を組み立ててください。)
回路図
主要部品は、LPCXpresso本体、リセット用のプッシュスイッチ、パルストランスです。これらを、ユニバーサル基板に実装します。
部品リスト
- LPCXpresso1769評価ボード
- パルストランス(RJ-45)
- ピンヘッダ(1×40P)2本
- ピンソケット(2×30ピン)2本、
- ユニバーサル基板
- 線材(30cmくらい)
ピンブレッドボードに実装するときは、ピンヘッダのメスとユニバーサル基板は必要ありません。60ピンピンソケットが手に入らないときは、20ピンソケット3本を用意して、1本を半分に切って9ピンソケットを作り、縦に並べてください。(評価ボードのピン数は27本です。)
組み立て
工具は、カッターナイフ、ニッパー、半田ごて、半田、穴あけキリぐらいで大丈夫だとおもいます。
LPCXpresso1769評価ボードにピンヘッダを半田付けします。評価ボードのパターンを破壊しないように注意してください。
パルストランスのピンのピッチが基板と異なるので、基板に穴を開けます。割と適当です。
部品配置と配線は、こんな感じになります。
半田付けがへたですいません。
完成
半田付けをチェックして、間違いが無いことを確認します。その後、基板に評価ボードを差しこんで完成です。裏面がむき出しなので、電源を入れる前にプラ板や余った基板保護してください。
次回は、開発環境の導入について、説明します。
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