MiMicは、マイコン本体やそこに接続したハードウェアに、WebAPI機能を実装する、ソフトフェア開発キット(SDK)です。MiMicを使うとで、 PC、スマーフォン等のWebブラウザや、インターネット上のクラウドシステムから、手元のマイコンやそのハードウェアを、WebAPIと同じ要領で操作することが出来ます。
現在は、NXP LPC Xpresso 1769の評価ボードに対応しています。
開発環境には、LPCXpressoIDEを使用します。
MiMicの特徴
- クラスベースAPI – オブジェクト指向プログラミングが可能です。
- TCP/IP – uIpを参考に作り直した、ソケットベースのTCPスタックを搭載しています。
- HTTP – HTTP/1.1サーバを搭載しています。送信スループットは10Mbps,受信スループットは3Mbps,最小RTTは10ms以下の性能です。
- スケッチシステム -processingライクなスケッチシステムを提供します。スケッチシステムは、FreeRTOSの煩雑な手続きを隠蔽することが出来ます。
- マルチタスク対応 – MiMicはマルチタスクOS(FreeRTOS)のマルチタスクに対応します。TCPコネクション毎に、シーケンシャルな実装が可能です。
MiMicの動作環境
基本的には、LPCXpresso 1769 評価ボードで動作します。OSには、FreeRTOSを使います。
MiMicは、50MHz以上の32bitのCPUと、32KBのRAM(EtherNetのRX/TX RAMを含む)、マルチタスクに対応した OSがあれば、移植することも出来ます。
ソースコード
MiMicのソースコードについては、ダウンロードをご覧ください。
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.